お仏壇の再生修復の作業工程
お仏壇の再生修復の作業工程
唐木仏壇の作業工程
ポイント1
できる限りお仏壇を分解して、隅々まで洗い・補修が可能な状態にします。
お仏壇の構造を熟知した徳島県の仏壇再生職人が丁寧に行います。お仏壇を分解するのにも沢山の手間がかかります。次の工程の洗い・補修・研磨という作業の元になる工程ですので、可能な限り分解して下準備が大切です。
隅々まで表面を洗い、研磨し、キズ・へこみ・木地割れ・焦げ等も補修します。
お仏壇の再生修復の仕上がり具合はこの工程が大変重要です。表面を洗い、研磨することで、線香やロウソクのヤニ・ススが取り除かれます。また、古い塗装やその他の汚れも綺麗に剥がすことができます。
同時にキズ、へこみ、木地割れなどが有る箇所を丁寧に補修して、下地塗装に備えます。
下地塗装、仕上げ塗装で再生修復の綺麗さが決まります!
再生修復 前
再生修復 後
木地の研磨で古い塗装・汚れを落とし、表面をなめらかに仕上げます。そして、下地塗装・仕上げ塗装を行います。仕上げの塗装にも高度な技術と経験が必要です。
表面だけの「洗浄」、「洗い」ではありませんので新品のように綺麗に仕上げることができます。
再利用できない部品、不足している部品などは新しく造ります!
再生修復 前
再生修復 後
再生修復 前
再生修復 後
隅々まで綺麗にしてお客様にご満足いただけるように、再利用がし難い部品、不足している部品は、状況に応じて新しく作成します。末永く気持ちよくお使いいただけるように努めています。
金仏壇の作業工程
釘一本残らず、可能な限り金仏壇を分解し、隅々まで洗い・補修・塗りが可能な状態にします。
金仏壇には多数の金具が使われており、釘を打ちこんで取り付けられています。1本1本の釘を抜き、可能な限りお仏壇を分解して、洗い・補修・研磨という作業に備えます。
金具の修正、金箔押しの丁寧な工程。
再利用できる金具は形を整え、再度メッキをほどこして準備を整えます。古い金箔・金粉部分は全て木地の状態にし、下塗りをして新たに金箔を押したり、金粉を蒔くことで綺麗に再生することが出来ます。細かな部品の隅々まで丁寧に行うことで粗のない美しい仕上がりになります。
蒔絵、彩色は絵柄を一から再現します!
蒔絵師、彩色師が再生前の蒔絵、彩色の絵柄を再現して丁寧に仕上げます。
漆(カシュー)を吹き付けて仕上げ、組立てを行います。
漆(カシュー)を丁寧に吹き付けて仕上げます。上塗りした後、表面を研磨して艶やかで滑らかに仕上げます。部品の仕上げが整い、乾ききったところで、組立て、調整を行います。
表面だけの「洗浄」、「洗い」ではありませんので新品のように綺麗に仕上げることができます。