欅の木質は非常に硬く、時が経つにつれ深みが増す、味わい深い良材です。

また、全体的に統一感のある印象になるよう、板目と呼ばれる杢目を選別して使用しています。板目とは欅材でいうと「たけのこ杢」と表現され、尖った曲線が同じ方向に重なっている杢目です。

ポイント

木地製作の技術力、徹底した材料管理体制、卓越した組み立て技術、そして最終仕上げの美しさを実現している国内のトップメーカーに弊社が製作を依頼しています。

木材料、塗料、製造体制に至るまで安心してお求めいただける品質です。

欅の美しい杢目を生かし、ケヤキ色と呼ばれる仕上げ塗装をしています。
「暗過ぎず、明る過ぎず」を追求した岸佛光堂のオリジナルの配合を丁寧な仕上げに定評のある職人に依頼し、絶妙な仕上りになっています。この丁度良く、深みのある色合いは和室に納めるとその空間にとけこみ、お部屋全体が明るい印象になります。

障子の扉がない板扉一枚型のデザインにして、現代的な印象に造り上げています。障子の扉が無い分、従来のお仏壇よりもお手入れが簡単になり、女性に大変好評です。きりっと引き締まった印象のデザインを是非店頭でご覧くださいませ。

※右の写真は「仏光」紫壇系の写真です。

仏壇の表情を決める「欄間（らんま）」と呼ばれる重要な部分です。欄間は紫檀系の材料を細く丁寧に加工した部品を組み合わせた「組子（くみこ）」と呼ばれる繊細な技法で製作しています。さらに、その「組子」に立体的なデザインの「組子」を載せ、繊細で上品なイメージを作り出しました。

欄間の形は2002年頃から変えず、「仏光」の不変の顔として使い続けています。10年後、20年後も輝くデザインのコンセプト通り、流行にとらわれないデザイン性です。

※右上の写真は「仏光」紫壇系の写真です。

お仏壇本体に格納している、「収納式経机」は手元で使う線香立て、おリン等の仏具を置くことができます。経机を別途に置かなくてもいいように機能性を高めた仕様です。

こちらの内部は収納スペースになっており、引き戸を左右に動かして開閉します。お線香やロウソクのストックを収納するのに便利です。

※右の写真は「仏光」紫壇系の写真です。

膳引きは霊具膳を2膳お供えできる寸法に設計しています。ご本尊様用、仏様用の霊具膳はお彼岸、お盆、ご法事の際にお供えしてください。

また、お菓子などのお土産をいただいた時に最初にお仏壇にお供えしたり、故人様が生前お好きだった物をお供えする際にもご使用ください。膳引きは引出しやすいように紫檀系の材料で造られたツマミを埋め込んでいます。

※右の写真は「仏光」紫壇系の写真です。

引出しは全部で4杯あり、数珠、経本などを小分けして保管するのに便利です。最下段の幅広大引き出しは平たくて大きな品を収納するのにご活用ください。それぞれの引出しは丁寧に造られており、技術を要するロッキングの工法を用いて組立てをしています。

また、全ての引出しに桐製の落としを備えています。桐製の落としは桐材専門の職人の手により造られ、滑らかな手触りが特徴です。良質な材料を丁寧に加工し、組み立て、研磨をした美しい仕上がりをご覧ください。

※右上の写真は「仏光」紫壇系の写真です。

大きなお位牌を安置できるよう、上から二番目の棚の奥行を広く設計しています。岡山県でよく祀られている30㎝前後のお位牌をゆったり安置できますので、沢山のお位牌をお祀りの方も安心してお求めいただけます。
また、ご仏像などご本尊様を安置する須弥壇と呼ばれる最上段も奥行が広く、ご仏像や先祖位牌を安置し易くしております。
デザインはシンプルですが、須弥壇の構造・欄干の造りなどの伝統を保った造りをしていますので、ご本尊様、ご先祖様をお祀りするのに相応しいお品です。

※右上の写真は「仏光」紫壇系の写真です。

引出しを抜き取ると奥には隠しの桐箱があります。大切なご遺品などを保管することが出来ます。
3杯の引出しそれぞれの奥にございますので便利にご活用ください。ひと手間加えた仏光ならではの造りです。

こちらの桐箱も引出しの桐落とし同様に桐材の専門職人の手により丁寧に仕上げられています。

※右の写真は「仏光」紫壇系の写真です。